Paperbacks

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著者紹介

星新一

1926(大正15)年、東京生れ。東京大学農学部卒。'57年、日本最初のSF同人誌「宇宙塵」を創刊し、ショート・ショートという分野を開拓した。1001編を越す作品を生み出したSF作家の第一人者。SF以外にも父・星一や祖父・小金井良精とその時代を描いた伝記文学などを執筆している。(新潮文庫紹介文より)
▼Paperbacks収録作品
ボッコちゃん
新潮文庫(ほ-4-1; 1992)、1971年05月25日発行

スマートなユーモア、ユニークな着想、シャープな諷刺にあふれ、光り輝く小宇宙群! 日本SFのパイオニア星新一のショートショート集。表題作品をはじめ『おーい でてこーい』『殺し屋ですのよ』『月の光』『暑さ』『不眠症』『狙われた星』『冬の蝶』『鏡』『親善キッス』『マネー・エイジ』『ゆきとどいた生活』『よごれている本』など、とても楽しく、ちょっぴりスリリングな自選50編。

ようこそ地球さん
新潮文庫(ほ-4-2; 2069)、1972年06月15日発行

文明の亀裂をこじあけて宇宙時代をのぞいてみたら、人工冬眠の流行で地上は静まりかえり、自殺は信仰にまで昇華し、宇宙植民地では大暴動が惹起されている――人類の未来に待ちぶせる悲喜劇を、皮肉げに笑い、人間の弱さに目を潤ませながら、奇想天外、卓抜なアイデアをとりまぜて描いたショートショート42編を収録。現代メカニズムの清涼剤とも言うべき大人のための寓話集です。

気まぐれ指数
新潮文庫(ほ-4-3;2133)、1973年05月25日発行

ビックリ箱作りのアイデアマン黒田一郎は、犯罪批評を趣味とする教養高き紳士。ふとした気まぐれから自ら完全犯罪を計画し仏像窃盗に乗り出すが、はからずも神主、未亡人、セールス・ガールをめぐっててんやわんやの大騒動がまき起る……。ショート・ショートの第一人者星新一が、傑出したギャグと警句をふんだんにもり込んで描く、スマートでユーモアにみちた長編コメディー。

ボンボンと悪夢
新潮文庫(ほ-4-5; 2215)、1974年10月30日発行



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