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オススメ度:2 ★★☆
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| 戦え!夷皇島学園華道部
すずきあきら 著 MF文庫J(す-01-01)、2002年09月30日発行 ISBN-13: 9784840106313 ISBN-10: 4840106312 C0193
| けっこう面白い作品だったと思う。いきなり南の孤島に学園が存在するというのは想像し難い部分ではあるが、そういう設定だと思えばよいだけだし、そういう発想が面白い。
第二次世界大戦当時の日本について詳しく知っているわけではないが、ある面では勝そうにない無謀と言える作戦を出していたが、一方ではかなりの頭脳があったというのは嘘ではないらしい。生物兵器はもちろんのこと、核兵器も発想は出ていたらしい(と聞いたことがあったような、ないような)。
まぁそういうわけで、地下にアンドロイドの研究所があっても不思議ではないのではあるが、地雷が爆発して研究所の存在が晒されるというのはどうかとは思う。研究所の真上に地雷を置く軍隊があるかと。
そういう登場人物や設定のマヌケであったり、非現実的なところがこの作品を面白くしているのだと思う。無駄に威張る生徒会長から、金が無いからと古コンでハッキングする奴まで、特徴的な登場人物が楽しめる。
かといってコメディに徹しているだけの作品ではない。学園で短い間だが勉強したきっ子は馨一に手紙を書く。馨一はストーリー中できっ子が手紙を書いていたと思われる場面を回想するが、このときに何故きっ子が死を予感していたのかが理解できない点ではある。
ある意味で感動的エンディングを狙ったとしか思えない手法だが、若干の矛盾が存在するのが惜しい。まぁそこまで細かく見なければ充分楽しめる。
(2002.11.20)
内容 かつて軍の秘密研究所があったらしい南海に浮かぶ孤島、夷皇島。今は中・高・大・大学院と巨大学園となったこの島で、主人公・市ヶ谷馨一は終戦を知らずに眠りつづける機動兵器の電源を入れてしまう! ところがこのロボット、なぜか美少女型だったので始末が悪い。学園を牛耳る美少女だらけの生徒会執行部、そして生徒会に対立する、これまた美少女ぞろいの華道部、ひいては島全部を巻き込んでの大騒動が始まった! 学園アクションコメディミリタリー風味。 |
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