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オススメ度:3 ★★★
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| ラーゼフォン〈2〉
大野木寛 著/BONES・出渕裕 原作 MF文庫J(お-01-02)、2002年08月31日発行 ISBN-13: 9784840106153 ISBN-10: 4840106150 C0193
| 2巻に入って、ストーリーの中心が綾人だけでなく、いろいろな登場人物へと変わっていった。ラーゼフォンに乗るということに集中しすぎている綾人の心理だけではストーリー展開が難しくなってきたということなのだろうか。
鈍いのかもしれないが、アニメ版ではそれぞれの登場人物の背景がよくわからなかった。話が進むにつれて「そうだったのか」と事後納得する部分が幾つかあったのだけれど、小説にはその辺りの描写がきちんと書かれているので、混乱は少ない。
特に、途中から登場する印象的な(重要な)人物、弐神についてはこの時点から奇妙な描写が行われる。単なるプレス記者では無いということが、鋭い人には分かるだろうし、事実として単なるプレスではない。
その辺の「そうだったのか」については、アニメのように現時点では曖昧にしておいて後から鮮明になっていく方を好む人と、最初からある程度のヒントや描写をしてはっきりさせておいた方が良い人に分かれるところかもしれない。どっちにせよ、個人的には気にしないけど。
あとがきによると、アニメ版と筋は同じではあるが、途中にオリジナルを加えたり、アニメにあっても採用しないシーンがあるのだそうな。将来的には少しだけ違った展開を見せるとのことで、ちょっと楽しみではある。久遠の言葉は意外と面白いなぁと思った。アニメでは謎だったけど。
(2002.09.08)
内容 ニライカナイ島で新しい生活を送る綾人。弐神記者によるTERRA独占取材、遥の作戦部転属、エルフィのTERRA移籍と、綾人の周囲は動く。綾人もまた、ラーゼフォンに乗ることに悩みながらも、戦いに慣れてゆく。しかしある日、クリスマスを迎えた南国・ニライカナイに雪が降る。すべてを凍らせるドーレムに立ち向かう綾人だが、敵は小夜子を取り込んでいるため、思うように戦えない。ラーゼフォンの中で、凍りゆく綾人に手をさしのべたのは……。人気アニメーションの完全ノベライズ、第2弾登場! |
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