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武士道

オススメ度:2
★★☆


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武士道

新渡戸稲造 著/岬龍一郎
PHP文庫(に-16-1)、2005年08月17日発行
ISBN-13: 9784569664279
ISBN-10: 456966427X C0195

江戸時代以前には武士道という学問や明文化された規則があったわけではないのだが、そういう精神があった。それが明治維新以後に消えてしまったのかというと、昭和の時代まで残っていたのではないかと思う。新渡戸稲造が著した本書はそれを明文化したものだが、文章にするとなにやら難しくて、ぱっと頭に入るものでもないように思う。2,3回読み返した方がより理解が深まるのではないだろうか。

そういうわけで、1回読んだだけではよく分からなかった。読了まで纏まった時間が取れなかったため細切れに読んだからかもしれない。要するに、恥だとか忠義だとかを重んじるということなのだけれど、それが今は随分と安くなっていることはいうまでもない。特にテレビなんかで出ている人たちは恥なんて考えていないし、恥が笑いになっている。これは高尚な笑いではなく、失笑でもあると思う。

外国の人が、武士道のような考え方をどう思っているのか(持っているのか)分からないけれど、自分中心ではダメなんですよということで、社会が国際化しても、国際化しない心というのが必要だと思った。何年かごとに読み返したい。読了日はアバウト。

(2008.10.01)
内容
かつての日本には、わが国固有の伝統精神があった。その一つが武士道である。それは、新渡戸稲造が1899年に英文で『武士道』を発表し、世界的な大反響を巻き起こしたことでもわかる。本書はその現代語訳である。発刊当時の明治期と同様、現代の私たちは急速な国際化の中で、日本人のアイデンティティを見失いつつある。「日本人とは何か」を問い、倫理観・道徳観を見直すことができる格好の書である。

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