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| 三国志(七)
吉川英治 著 吉川英治歴史時代文庫(39)、1989年05月15日発行 ISBN-13: 9784061965393 ISBN-10: 4061965395 C0193
| 常に志を謙虚に覇権を狙っていた玄徳も地盤を得て一気に攻勢に出る。が、孔明は機が熟していないと玄徳を説得していた。それでも皇帝となった玄徳は聞き入れず大敗をしてしまう。どんなに冷静だった玄徳ももはやこれまで。孔明を残して逝ってしまった。
魏も蜀も、曹操と玄徳を失い、一番若い呉の孫権だけが残った時代、蜀の孔明は南蛮制圧と魏との戦いに尽力することになる。
どんなに力のある武帝でも、いつかは死んでいく。そんな虚しさもあるなかで、三国志の物語はここから終盤戦に入っていき、孔明を中心とした話へと移っていく。
(2009.11.01)
内容 「三国志」をいろどる群雄への挽歌が流れる。武人の権化ともいうべき関羽は孤立無援の麦城に、悲痛な声を残して鬼籍に入る。また、天馬空をゆくが如き往年の白面郎曹操も、静かな落日を迎える。同じ運命は玄徳の上にも。――三国の均衡はにわかに崩れた。このとき蜀は南蛮王孟獲に辺境を侵され、孔明は五十万の大軍を南下させた。いわゆる七擒七放の故事はこの遠征に由来する。 |
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