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三国志(四)

オススメ度:3
★★★


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三国志(四)

吉川英治
吉川英治歴史時代文庫(36)、1989年04月11日発行
ISBN-13: 9784061965362
ISBN-10: 4061965360 C0193

この本からいよいよ、映画「レッドクリフ」に現れる舞台が登場し始める。玄徳は義を重んじるばかりに戦をしても実を得ることができないでいたし、曹操から敵視されていたが、孔明を味方に入れることができてその政策で力を付けていく。

もうレッドクリフの映画は見てしまったし、ブームも過ぎ去ろうとしているところだけれど、私の本を読む速度の遅さから、いまだに文庫三国志は読み終えていない。殆どの日は1ページも読み進まずに過ごしている。

最初、孔明は政の世界に出ることを快く思わなかった。戦乱の時代には武将の采配で人生が左右されてしまうので、その部下は一つの道具でしかない。それが嫌だったのだろう。玄徳は再三、孔明の家を訪れて、やっと面会して説き伏せる。

だが、その孔明も玄徳のあまりに義理を重んじる性格には苦慮したようで、玄徳と親戚関係にある劉表を攻めようとはしなかった。そうこうしているうちに曹操は力を蓄えて南部の制覇を目論む。孔明はこのままでは玄徳が滅亡すると思い、孫権のいる呉と手を組んで曹操軍に立ち向かおうとする。

(2009.06.30)
内容
乱世の勧誘を自称し、天下を席捲した曹操も、関羽には弱かった。いかな好遇をもってしても、関羽の心を翻すことはできない。玄徳をしたって千里をひた走る関羽。そして劇的な再会。その頃、兄孫策の跡を継いだ呉の孫権は、恵まれた自然と豊富な人材のもと、国力を拡充させていた。失意の人玄徳も、三顧の礼をもって孔明を迎えることができ、ようやく天下人として開眼する。

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