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オススメ度:2 ★★☆
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| 涼宮ハルヒの退屈
谷川流 著 角川文庫(S168-3; 13203)、2004年01月01日発行 ISBN-13: 9784044292034 ISBN-10: 4044292035 C0193
| 本書は短編4話を納めているが、うち3話がテレビアニメ化(アニメ第1弾)されていたので、それを想像しながら読み進めることになった。
これはスニーカー文庫全般にいえるのかもしれないが、ライトのベルは会話が多くてテンポ良くストーリーが展開していくので、スイスイと読み進めることができる。ただ、ハルヒシリーズが全体として大きな時系列を持って展開しているので、いきなり本作を読んだとしてもチンプンカンプンなんではないだろうかとも思う。シリーズ物の宿命なのだろうか。
ハルヒシリーズでは長門有希が活躍するシーンが多くあって、それも最終兵器と言わんばかりに重要なシーンで出てくる。言動の少ないくせに博学な長門に対するコアなファンも多いらしい。実はこいつがストーリー上の隠れ主人公なのではないかとも思えるくらいだ。
ただ、一応の宇宙人という位置づけになっている長門が繰り出す能力はハルヒ以上に突拍子もなく現実離れしすぎている感はある。
それにしても、この作家が紡ぎ出すストーリーは全体整合性がちゃんと取れていて、それでいて多くの伏線を用意しているようで、さすがだなあと感心してしまった。
(2008.10.15)
内容 ハルヒと出会ってから俺はすっかり忘れた言葉だが、あいつの辞書にはいまだに“退屈”と言う文字が光り輝いているようだ。その証拠に俺たちSOS団はハルヒの号令のもと、草野球チームを結成し、七夕祭りに一喜一憂、失踪者の捜索に熱中したかと思えば、わざわざ孤島に出向いて殺人事件に巻き込まれてみたりして。まったく、どれだけ暴れればあいつの気が済むのか想像したくもないね……。非日常系学園ストーリー、天下御免の第3巻!! |
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